キョウデン、10-12月期(3Q)経常は2.5倍増益、今期配当を2円増額修正

　キョウデン <6881> [東証２] が2月10日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.6倍の40.6億円に急拡大し、通期計画の49億円に対する進捗率は83.0％に達し、5年平均の75.7％も上回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比8.7％減の8.3億円に減る計算になる。

　同時に、期末一括配当を従来計画の15円→17円(前期は10円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比2.5倍の14.3億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.8％→9.5％に大幅改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　 当社は将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続して実施していくことを基本方針としております。上記方針に基づき、当事業年度の第３四半期までの業績ならびに前年度実績を堅調に伸長する見通しを踏まえ、株主の皆様の日頃のご支援に応えるべく、当初予想の 1 株当たり 15 円の普通配当を、1 株当たり 17 円の普通配当とすることにいたしました。※将来についての記述に対する注意事項　 本資料に含まれる将来の見通しに関する記述は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、潜在的なリスクや不確実性を含んでいます。実際の業績及び配当予想額は様々な要因の変化により、これら見通しとは大きく異なる結果となる可能性があります。