浜井産、今期経常を一転25％増益に上方修正

　浜井産業 <6131> [東証２] が2月10日後場(14:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比1.4％増の4億2300万円となった。
　併せて、通期の同利益を従来予想の4億円→5億円(前期は4億0100万円)に25.0％上方修正し、一転して24.7％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1億6500万円→2億6500万円(前年同期は8100万円)に60.6％増額し、増益率が2.0倍→3.3倍に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比93.8％増の1億8800万円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の7.0％→10.4％に大幅改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　国内外ともに、ホブ盤の販売が好調なことに加え、ラップ盤・ポリッシ盤の部品の売上が計画を上回って推移しているため、上記のとおり通期の業績予想を上方修正いたします。　なお、世界的な新型コロナウイルス変異株の急速な感染拡大により、部材の調達や貨物の輸送において不透明な要素もあるため、今後、その状況による影響が出る場合は速やかに公表いたします。（注）本資料に記載されている業績予想見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。　また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。