TBK、今期経常を一転31%減益に下方修正

配信元:株探
投稿:2022/02/09 15:00
 TBK <7277> が2月9日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比92.9%増の11億円に拡大した。
 しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の17億円→9億円(前期は13億円)に47.1%下方修正し、一転して31.1%減益見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の5億円の黒字→2.9億円の赤字(前年同期は13.5億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は0.8億円の赤字(前年同期は6.2億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の3.2%→-1.0%に大幅悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2022年3月期の業績予想につきましては、半導体の供給不足及び新型コロナウイルス感染拡大による国内及び中国における商用車市場の落ち込みを受けて、売上高が前回予想を下回る見通しです。また、営業利益以下の各段階利益につきましても、売上高の減少に加え、原材料価格の高騰、物流費や品質関連費用等の諸経費の増加を織り込むことから前回予想を下回る見通しです。以上を踏まえ、業績予想を上記のとおり修正いたします。(注)本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
配信元: 株探

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