ミズノ、今期経常を36％上方修正、配当も10円増額

　ミズノ <8022> が2月8日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比3.2倍の83.8億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の70億円→95億円(前期は60.2億円)に35.7％上方修正し、増益率が16.1％増→57.6％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の11.4億円→36.4億円(前年同期は59.4億円)に3.2倍増額し、減益率が80.7％減→38.7％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の50円→60円(前期は50円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比1.4％減の25.2億円となったが、売上営業利益率は前年同期の5.8％→6.3％に改善した。

株探ニュース