オイレス、今期経常を31％上方修正

　オイレス工業 <6282> が2月4日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比83.1％増の43.8億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の49億円→64億円(前期は37.6億円)に30.6％上方修正し、増益率が30.2％増→70.1％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の19.8億円→34.8億円(前年同期は32.3億円)に75.7％増額し、一転して7.5％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比21.6％減の14.6億円に減り、売上営業利益率は前年同期の11.7％→8.8％に低下した。

株探ニュース