日本光電、今期経常を一転4％増益に上方修正・最高益、配当も13円増額

　日本光電 <6849> が2月2日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比67.9％増の246億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の255億円→295億円(前期は283億円)に15.7％上方修正し、一転して4.0％増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の75.1億円→115億円(前年同期は201億円)に53.3％増額し、減益率が62.7％減→42.9％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の39円→52円(前期は55円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比3.2％増の66.8億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の13.7％→12.9％に低下した。

株探ニュース