新興市場銘柄ダイジェスト:ファンデリーは上場来安値、アズームがストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2022/02/01 16:09
<3927> Fーブレイン 710 +100
ストップ高。伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)<4739>と資本業務提携契約を締結すると発表している。フーバーブレインの連結子会社GHインテグレーション(東京都千代田区)の株式の一部(60株、議決権所有割合15%)をCTCに譲渡する。譲渡価格は約0.80億円。ITエンジニア人材を採用・育成し、CTCに供給する。NexpanderJapan(東京都渋谷区)とも資本業務提携契約を締結し、新株予約権発行で約0.26億円を調達する。

<3496> アズーム 5600 +705
ストップ高。22年9月期第1四半期(21年10-12月)の営業利益を前年同期比74.8%増の1.76億円と発表している。月極駐車場紹介サービスや月極駐車場サブリースサービスを取り扱う遊休不動産活用事業が伸長した。また、建物や空間の利用方法及び完成イメージをグラフィックデータとして制作・販売するビジュアライゼーション事業が黒字に転換し、増益に貢献した。通期予想は前期比67.5%増の8.50億円で据え置いた。

<3137> ファンデリー 322 -39
上場来安値。22年3月期第3四半期累計(21年4-12月)の営業損益を0.24億円の黒字(前年同期実績1.21億円の赤字)と発表している。食事宅配サービスのCID事業の損失は縮小したものの、新型コロナウイルスの感染拡大で医療機関からの新規顧客が減少し、ECサイト「ミールタイム」の運営などを手掛けるMFD事業が落ち込んだ。通期予想は1.00億円の黒字で据え置いた。進捗率は24%にとどまっており、計画未達への懸念から売られている。

<6081> アライドアーキ 789 +67
大幅に3日続伸。21年12月期の営業利益を従来予想の6.00億円から7.78億円(前期実績2.98億円)に上方修正している。マーケティングDXニーズの拡大を背景にソリューション事業でSNS広告の出稿などが増加したため。海外SaaS事業もゲーム業界での3D動画制作需要が拡大し、既存顧客との取引が想定を上回る増加となったことから利益が拡大する見通しとなった。

<6198> キャリア 405 +15
大幅に続伸。東京と大阪で順次実施される陸上自衛隊主催の「新型コロナウイルスワクチン接種における看護師の派遣」の一般競争入札に参加し、落札したと発表している。昨年に引き続き大規模接種会場でのワクチン接種をサポートすることになる。実施期間は東京会場が1月31日~7月31日、大阪会場が2月7日~7月31日。22年9月期業績予想(営業利益は前期比58.5%減の2.00億円)への影響については現在精査中としている。

<4435> カオナビ 2403 +152
大幅に続伸。クロスキャット<2307>がカオナビとタレントマネジメントシステムの紹介パートナー契約を締結したと発表している。人材マネジメントに課題を持つ企業に対して同システム「カオナビ」の提案活動を展開するほか、クロスキャットのクラウド勤怠管理システム「CC-BizMate」とのシステム連携開発の検討を通じ、タレントマネジメントと勤怠・工数データを組み合わせた新たな評価体系の構築や生産性可視化を目指す。 <ST>
配信元: フィスコ

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