愛三工、今期経常を5％下方修正

　愛三工業 <7283> が2月1日大引け後(15:20)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比8.1倍の76.6億円に急拡大した。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の100億円→95億円(前期は49.8億円)に5.0％下方修正し、増益率が2.0倍→90.5％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の45.4億円→40.4億円(前年同期は74.6億円)に11.0％減額し、減益率が39.1％減→45.8％減に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比35.2％減の22.1億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の6.6％→4.9％に悪化した。

株探ニュース