本多通信、今期経常を89％上方修正、配当も4円増額

　本多通信工業 <6826> が1月31日大引け後(17:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は6億2400万円の黒字(前年同期は7500万円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の4億5000万円→8億5000万円(前期は1億4700万円)に88.9％上方修正し、増益率が3.1倍→5.8倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2億5500万円→6億5500万円(前年同期は2億4200万円)に2.6倍増額し、増益率が5.4％増→2.7倍に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の8円→12円(前期は7円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比21倍の4億2900万円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の0.2％→7.6％に急改善した。

株探ニュース