日東富士、今期経常を4％上方修正、配当も17.5円増額

　日東富士製粉 <2003> が1月31日後場(13:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.1％減の39.3億円となった。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の45億円→47億円(前期は50.2億円)に4.4％上方修正し、減益率が10.5％減→6.5％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の21.6億円→23.6億円(前年同期は26.4億円)に9.2％増額し、減益率が17.9％減→10.3％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の215円→232.5円(前期は1→2の株式分割前で232円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比1.8％減の16億円となり、売上営業利益率は前年同期の9.9％→9.2％に悪化した。

株探ニュース