26日の米株式市場の概況、FOMC受けダウ平均は129ドル安と続落

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/01/27 08:13
 26日の米株式市場では、NYダウが前日比129.64ドル安の3万4168.09ドルと続落した。

 米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表され、3月に利上げが実施されることが示唆された。この日のNYダウは一時、500ドルを超す上昇となる場面があったが、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が会見を行うとマイナス圏に転じた。同議長は、会見で労働需給の逼迫について触れ賃金インフレを警戒した。この会見のタカ派色の強さが警戒され、米長期金利が上昇すると株価は下落した。アップル<AAPL>やアマゾン<AMZN>、メタ・プラットフォームズ<FB>(旧フェイスブック)が安く、ボーイング<BA>やショッピファイA<SHOP>が売られた。ボーイング<BA>やAT&T<T>が急落した。半面、テスラ<TSLA>やマイクロソフト<MSFT>が高く、エヌビディア<NVDA>やテキサス・インスツルメンツ<TXN>、マイクロン・テクノロジー<MU>が上昇した。JPモルガン<JPM>やバンカメ<BAC>も高い。

 ナスダック総合株価指数は、2.824ポイント高の1万3542.119と小反発した。出来高概算は、ニューヨーク市場が11億5263万株だった。

出所:MINKABU PRESS
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