米外為市場サマリー:FOMC後にドル買い強まり114円60銭台に上昇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/01/27 08:03
米外為市場サマリー:FOMC後にドル買い強まり114円60銭台に上昇  26日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=114円64銭前後と前日に比べて70銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=128円86銭前後と同10銭強のユーロ高・円安だった。

 米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表され、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見が始まるとドル買い・円売りが強まった。声明では「政策金利をまもなく引き上げるのが適切だ」と表明し、3月会合での利上げを示唆。あわせて公表した「バランスシートの規模縮小に関する方針」で、利上げ開始後に資産圧縮を実施する方針を示した。パウエル議長が会見で金融引き締めに前向きな姿勢をみせたこともあり、米長期金利が上昇するとともにドル買い・円売りが流入。日米金利差の拡大が意識されるかたちで、一時114円69銭まで上伸した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1240ドル前後と前日に比べて0.0060ドル程度のユーロ安・ドル高だった。


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