米外為市場サマリー:低調な米経済指標を受け一時113円90銭台に軟化
20日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=114円11銭前後と前日に比べて20銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=129円08銭前後と同60銭程度のユーロ安・円高だった。
この日に米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数が28万6000件と市場予想(22万件程度)よりも多かったほか、全米不動産協会(NAR)が発表した昨年12月の中古住宅販売件数が前月比4.6%減の618万戸と市場予想(644万戸程度)を下回ったことがドルの重荷。持ち高調整の動きなどから米長期債相場が続伸(金利は低下)したことも影響し、ドル円相場は一時113円96銭まで軟化した。その後は114円20銭台に下げ渋る場面もあったが、上昇していた米主要株価指数が値を消したこともあってドルの戻りは鈍かった。一方、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁がユーロ圏の物価上昇率が今後1年間で徐々に低下していくとの見通しを示し、ECBによる早期利上げ観測が後退するなか、ユーロは対ドルや対円で売りが優勢だった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1312ドル前後と前日に比べて0.0030ドル程度のユーロ安・ドル高だった。
出所:MINKABU PRESS
この日に米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数が28万6000件と市場予想(22万件程度)よりも多かったほか、全米不動産協会(NAR)が発表した昨年12月の中古住宅販売件数が前月比4.6%減の618万戸と市場予想(644万戸程度)を下回ったことがドルの重荷。持ち高調整の動きなどから米長期債相場が続伸(金利は低下)したことも影響し、ドル円相場は一時113円96銭まで軟化した。その後は114円20銭台に下げ渋る場面もあったが、上昇していた米主要株価指数が値を消したこともあってドルの戻りは鈍かった。一方、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁がユーロ圏の物価上昇率が今後1年間で徐々に低下していくとの見通しを示し、ECBによる早期利上げ観測が後退するなか、ユーロは対ドルや対円で売りが優勢だった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1312ドル前後と前日に比べて0.0030ドル程度のユーロ安・ドル高だった。
出所:MINKABU PRESS
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