天昇電 Research Memo(4):2022年3月期は営業利益100百万円予想。上振れの可能性も

配信元:フィスコ
投稿:2022/01/07 16:34
■今後の見通し

天昇電気工業<6776>の2022年3月期通期の業績は、売上高19,000百万円(前期比22.1%増)、営業利益100百万円(同65.7%減)、経常利益100百万円(同66.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益60百万円(同62.3%減)を予想している。コロナ禍の影響により先行きが不透明であること、主要顧客である大手自動車メーカーの生産予定が明白ではないことなどから、かなり慎重な予想となっているが、上方修正の可能性は残る。通期でも減価償却は大幅増となることから、償却前営業利益は高水準であり、キャッシュ・フローも問題はない。そのため、今後は後述するような積極的な投資を進める計画だ。第1弾として、射出成形加工を主業務とする竜舞プラスチック(株)を2021年7月に100%子会社化した。2022年3月期は7月からの9ヶ月分が連結決算に寄与する。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)


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