『次週は株価が上がるかもしれません』
ここのところ少しマザーズが息を吹き返しています。
マザーズが戻っている理由は【自律反発】です。
要は下げ過ぎた反動で反発しているに過ぎません。
このような自律反発による株価上昇は、売られ過ぎた反動による上昇ですので、ある程度反発してしまえばそれでおしまいの場合が多いのですが、次週はクリスマス明けで、それまでに売られていた銘柄が上昇しやすい時期に入るということもあり、この流れが続く可能性も少ないながらありそうです。
過去の傾向を調べると、12月は前半から中旬にかけては【節税対策の売り】で、その年パフォーマンスの悪かった銘柄が売られやすく、12月後半にかけてはそれまで売られていた銘柄が買い戻される動きになりやすいです。
そのため、【クリスマス後には株価が上がりやすい】といったアノマリーが存在します。今年もそろそろそのタイミングに差し掛かってきています。
クリスマス後に株価が動きやすい銘柄の代表格が「バイオ関連」です。
バイオ関連銘柄は、業績自体大赤字の会社が多く、1年中株価が弱いイメージなのですが、材料が出たタイミングやクリスマス後や1月相場などではなぜだか株価が上がることがあります。おそらくそれまでに売られていた反動で需給面でかなり改善されているのでしょう。(ただバイオは値動きが荒いので決して買うことをおすすめするものではありません)
今年もぼちぼちバイオ関連が動き出しました。特にクリスマス以降は相場ががらっと良くなる可能性もありますので、しっかりと今のうちに準備しておきましょう。
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