決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】引け後 … ＪＳＢ、ミサワ、ナイガイ (12月14日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の12月13日から14日の決算発表を経て15日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ＪＳＢ <3480>
　21年10月期の連結経常利益は前の期比22.5％増の52億円になり、22年10月期も前期比10.3％増の57.4億円に伸びを見込み、9期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.2　ミサワ <3169>
　22年1月期の連結経常利益を従来予想の7.5億円→10億円(前期連結は8.8億円)に34.4％上方修正し、一転して14.0％増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.4　ナイガイ <8013>
　22年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常損益は3.2億円の赤字(前年同期は13.3億円の赤字)に赤字幅が縮小した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3480> ＪＳＢ 　　　　東１ 　 +10.00 　 12/14　本決算　　　 10.34
<3169> ミサワ 　　　　東１　　 +5.27 　 12/14　　　3Q　　　 51.84
<8077> トルク 　　　　東１　　 +0.48 　 12/14　本決算　　　 -8.61
<8013> ナイガイ 　　　東１　　 +0.32 　 12/14　　　3Q　　　　赤縮

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした15日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース