ETF売買動向＝8日寄り付き、日経レバの売買代金は273億円と活況

　8日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比4.8％増の540億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同4.4％減の443億円となっている。

　個別ではＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ米国投資適格社債 <2554> が新安値。

　そのほか目立った値動きではＯｎｅ　ＥＴＦ　ＪＰＸ日経中小型 <1493> が5.96％高、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> が4.18％高、ＮＥＸＴ　日経３００株価上場投信 <1319> が3.41％高、ＵＢＳ　欧州株 <1386> が3.05％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は7.71％安、ＮＥＸＴ　不動産 <1633> は3.36％安、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は3.36％安、ＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> は3.28％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が219円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金273億400万円となり東証全銘柄で2位。過去5営業日における同時刻の平均売買代金232億9300万円を大幅に上回る活況となっている。

　その他の日経平均ETFでは日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が44億8400万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が34億8100万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が33億6400万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が18億1200万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が11億7700万円の売買代金となっている。

株探ニュース