日本ハウス、前期経常を61%上方修正、配当も7円増額

配信元:株探
投稿:2021/12/06 15:00
 日本ハウスホールディングス <1873> が12月6日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。21年10月期の連結経常利益を従来予想の16.5億円→26.5億円(前の期は15.2億円)に60.6%上方修正し、増益率が8.1%増→73.7%増に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した5-10月期(下期)の連結経常利益も従来予想の24億円→34億円(前年同期は25億円)に41.6%増額し、一転して36.1%増益計算になる。

 業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の6円→13円(前の期は5円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  住宅事業につきましては、工程管理の徹底による完成工事高の増加、人件費・旅費交通費の節減等による販売費及び一般管理費の減少により、売上高が350億円、営業利益が35億円となり、期初の予想を上回る見込みです。 他方、ホテル事業につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、シティホテルの婚礼売上・宴会売上が大幅に減少したこと等により、売上高が19億円、営業損失が10億円となり、期初の予想を下回る見込みです。 以上から、2021年10月期通期売上高および営業利益が前回予想を上回る見込みです。 また、経常利益につきましては、営業利益の増加要因に加え、ホテル休業に伴う雇用調整助成金等を計上したことで前回予想を上回り、親会社株主に帰属する当期純利益につきましても、利益増加に対応し法人税等が増加したものの、前回予想を上回る見込みです。

  当社は、経営体質強化に必要な内部留保を確保しつつ、当期の財務状況と業績を総合的に勘案し、利益配分を行っていく方針であります。 2021年10月期連結業績予想の修正を踏まえ、期末の配当予想につきましては、前回予想から7円の増加となる10円に修正いたします。したがって、年間配当合計は13円00銭となります。(注) 上記の予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成されたものであり、実際の業績、配当額等は今後様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探

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