<5208> 有沢製作所
四季報より 業種:化学。
【特色】ガラス繊維が発祥。プリント基板向け電子材料が主力。電気絶縁材料や産業用構造材料を拡大中
【一転増益】収益認識基準適用で売上目減り。航空機用材料がコロナで大打撃。だが、5Gと巣ごもり需要でスマホやデータセンター向け電子材料が想定以上。ディスプレーも採算向上。前号から一転、営業増益。
【子会社浮上】ディスプレー事業は特殊光学部品の製造・販売手がける子会社が黒字転換。今後はVR(仮想現実)機器向けなどの偏光利用機器の製造と販売強化を急ぐ。
2021年10月28日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+5.8%の33.00億円、経常利益+3.4%の37.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。
2017年12月21日の1349円、2018年6月5日の1350円をダブル天井とし、2018年12月25日の655円を安値とする三角保ち合いの中で、2019年9月17日に1089円まで上昇し、少しもみあって10月29日の1148円、1月22日の1119円と2点天井をつけたとことで、コロナ相場に巻き込まれ急落局面に追随して3月13日に680円まで大幅下落となりました。ここを安値に800円をはさんだもみあいとなり、7月30日の747円を安値に上放れとなって2021年3月16日に1118円の年初来高値となりました。ここからの調整で6月21日の858円、10月5日の844円と2点底をつけて11月1日に994円まで上昇し、押し目を形成しています。
<5976> 高周波熱錬
四季報より 業種:金属製品。
【特色】電気による鋼材焼き入れ(誘導加熱加工)大手。加工受託、棒鋼・ばね鋼線、加熱設備販売が主力
【増 額】自動車部品向け熱処理加工が大幅増加。工作機械向け受託加工も伸長。建機向け底打ち、土木や建築関連製品が上向く。中国工場の量産本格化も寄与。営業増益幅拡大。のれん減損ない。年25円に増配。
【中 国】重慶の第2工場で自動車向け高強度ばね鋼線を量産化、顧客への納入拡大進む。IoT活用し生産設備の稼働状況や品質データを一元管理、設備保全にも活用。
2021年11月5日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+258.7%の33.00億円、経常利益+150.8%の37.00億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。
2018年1月4日の1290円をピークに調整入りとなり、7月6日に917円まで下げたところでいったん反発し、10月2日に1197円の戻り高値をつけ、ここから下降トレンド(A)を形成しました。この中で12月25日の739円、2019年8月25日の754円と2点底をつけて10月30日に991円まで上昇し、もみあって2月6日に933円の高値をつけたところで、コロナ相場に巻き込まれ急落局面に追随し、3月13日に502円まで下落しました。ここから3月27日に759円まで自律反発したあっと再下落となり、12月1日に432円まで下げて底打ちとなり、上昇トレンド(B)へ移行しています。この中で2021年3月19日に681円まで上昇後、7月9日に526円まで押し目を入れ再上昇となって、9月8日に721円の年初来高値更新となって調整入りとなって、この721円をピークに大きく調整しています。
<5334> 日本特殊陶業
四季報より 業種:ガラス・土石製品。
【特色】自動車用プラグ、排気系センサー世界一。電子部品や医療機器、燃料電池なども。森村グループ
【小幅増額】主力の自動車用プラグは海外中心に好伸。排ガスセンサーや半導体製造装置用部品も着実増。半導体不足やコロナ再拡大による自動車減産や貴金属価格上昇の懸念あるが、営業増益幅拡大。為替差益は剥落。配当性向40%目安で配当上積みも。
【本社移転】本社機能を名古屋市中心部へ22年4月移転。セキュリティ強化のうえ外部との交流増やし新事業育成へつなげる。
2021年10月27日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+44.5%の685.00億円、経常利益+29.8%の675.00億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。
2018年9月21日の3405円を高値とする下降トレンド(A)の中で、2019年8月26日に1730円まで下げたところで、いったん反発となるが11月11日に2316円まで上昇したところで、コロナ相場に巻き込まれもみあって急落となり、2020年3月19日に1249円で底打ちとなりました。その後7月31日の1407円を2点底にして2021年2月5日に2154円まで上げ、7月9日に1559円まで調整を入れて反発に転じ、11月24日に2007円まで上昇後、押し目を入れています。好業績、高配当銘柄です。
<9302> 三井倉庫ホールディングス
四季報より 業種:倉庫・運輸関連業。
【特色】倉庫大手。不動産賃貸高収益。総合物流強化。海外積極投資による財務再構築期から再成長期へ
【減益幅縮小】国際や港湾運送の好調に加え、オリ・パラ観戦需要で家電関連取り扱い増加。生産回復の自動車関連上乗せ。海上から航空へのシフトも長引く。新規施設の初期費用等で営業減益も前号比で幅縮小。
【医 療】埼玉県加須市で外資系医療メーカー向け物流施設稼働。東京都江東区で国際基準適合の再生医療領域保管・輸送サービス開始。医療分野供給網の重点強化続く。
2021年11月4日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業理利益+16.1%の205.00億円、経常利益+16.6%の201.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。
2019年8月6日の1332円を安値とする反発で11月27日に2044円まで上昇し、2000円をはさんでもみあいとなって12月30日に2094円の高値をつけたところで、コロナ相場に巻き込まれ急落局面となって3月17日に1136円まで下げて底打ちとなりました。ここからの上昇トレンド(A)の中で、7月31日の1435円を安値に上昇角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行しました。この上昇トレンド(B)の中で、2021年2月2日に2488円まで上昇後、3月3日に2125円まで下げて2200円をはさんだもみあいとなり、4月27日の2145円を安値に上放れとなって9月14日に2880円と年初来高値更新となりました。ここから調整入りとなり、10月14日の2246円と1/3押し水準まで下げて、11月4日に2510円まで反発し、再び1/3押し水準まで下げています。2150円は当面の下値のフシとなるところです。
<6928> エノモト
四季報より 業種:電気機器。
【特色】半導体・LED用リードフレーム、コネクター用部品大手。微細加工の精密プレス金型に強み
【独自増額】主力のコネクターは車載向けが受注平常化で回復。好採算のスマホ向けも需要旺盛で数量想定超える。ウェアラブル向けも堅調維持。前号より営業増益幅拡大。繰延税金資産計上ない。連続増配。
【水 素】水素燃料電池用のセパレーターの開発加速、FCVや業務用非常電源等での活用念頭に製品化に全力。交通インフラ向けLED用リードフレームに拡大機運。
2021年10月29日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+21.6%の19.00億円、経常利益+21.7%の19.00億円と3期連続の増収・増益の見通し。
2018年2月2日の2080円を高値とする下降トレンド(A)の中で、2019年6月4日の700円で底打ちし、12月24日に1538円まで上昇して、その後、コロナ相場の急落局面で2020年3月13日に692円まで下げてダブル底を形成しました。ここから上昇トレンド(B)へ転換し、この上昇トレンド(B)の中で、8月3日の930円を安値に2021年4月9日に2380円の年初来高値をつけました。ここから大きな調整となって1/2押しの1540円を下回って8月23日に1480円まで下げて反発に転じ10月29日に2035円まで戻して再下落となっています。
関連銘柄
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