中国銀が反発、22年3月期業績予想の上方修正と自社株買いを発表

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/11/15 11:27
 中国銀行<8382.T>は反発している。前週末12日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、経常収益を1115億円から1160億円(前期比0.2%減)へ、経常利益を215億円から251億円(同18.1%増)へ、純利益を147億円から179億円(同24.1%増)へ上方修正したことが好感されている。

 上期において、有価証券売却益の増加に加えて、外貨調達コストや与信費用の減少により業績が計画を上振れて着地したことが要因。なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、経常収益605億9400万円(前年同期比5.3%増)、経常利益152億円(同27.0%増)、純利益101億7900万円(同23.7%増)だった。

 同時に、120万株(発行済み株数の0.6%)、または10億円を上限に自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は11月15日から12月30日までで、資本効率の向上を通じて株主への利益還元を図ることを目的としている。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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