スポーツＦ、今期最終を一転赤字に下方修正、対純資産で30％の赤字

　スポーツフィールド <7080> [東証Ｍ] が11月12日大引け後(17:00)に決算を発表。21年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結最終損益は3700万円の赤字(前年同期は7800万円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の7800万円の黒字→1億3600万円の赤字(前期は1700万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。赤字額は前期末の純資産を30.5％毀損する規模となった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終損益も従来予想の4300万円の黒字→1億7100万円の赤字(前年同期は5600万円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結最終損益は7200万円の赤字(前年同期は500万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の3.0％→-5.4％に急悪化した。

株探ニュース