やまびこ、今期経常を9％上方修正、配当も3円増額

　やまびこ <6250> が11月10日大引け後(15:00)に決算を発表。21年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比5.6％増の102億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の85億円→93億円(前期は94億円)に9.4％上方修正し、減益率が9.6％減→1.1％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の12.3億円→20.3億円(前年同期は34.1億円)に64.7％増額し、減益率が63.8％減→40.3％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の38円→41円(前期は40円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比19.3％減の30.2億円に減り、売上営業利益率は前年同期の10.4％→8.3％に低下した。

株探ニュース