三井ハイテクは上値追い鮮明で未踏の1万円大台にらむ、COP26宣言が追い風材料に
三井ハイテック<6966.T>の上値指向が鮮明、きょうは一時590円高の9400円まで買われる人気となり、今月4日につけた上場来高値9460円の奪回が意識されるとともに、未踏の1万円大台乗せも早晩視野に入れる可能性が高まっている。半導体リードフレームの大手メーカーとして世界的に旺盛な半導体需要を取り込んでいるほか、電気自動車(EV)シフトの動きが加速するなか、電動車向けモーターコアの成長性にマーケットの視線が集まっている。直近では、英グラスゴーで開催されているCOP26で、ガソリン車など内燃機関を用いる自動車について主要国で2035年、世界で40年までに新車販売を停止するとの宣言に24カ国が参加したことが伝えられており、EV普及加速の思惑が同社株に投資マネーを誘導する格好となった。
出所:MINKABU PRESS
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