ウィルG、今期税引き前を13%上方修正・2期ぶり最高益、配当も9円増額

配信元:株探
投稿:2021/11/09 15:00
 ウィルグループ <6089> が11月9日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結税引き前利益は前年同期比30.3%増の27.1億円に拡大し、従来の6.5%減益予想から一転して増益で着地。
 併せて、通期の同利益を従来予想の39.2億円→44.1億円(前期は37.8億円)に12.5%上方修正し、増益率が3.5%増→16.4%増に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結税引き前利益は前年同期比0.5%減の16.9億円とほぼ横ばいの計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の25円→34円(前期は24円)に大幅増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結税引き前利益は前年同期比41.7%増の15.7億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.2%→4.8%に改善した。

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