日新商、今期最終を36％上方修正

　日新商事 <7490> [東証２] が11月8日後場(14:00)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益は前年同期比83.1％減の2.2億円に大きく落ち込んだ。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の2.2億円→3億円(前期は13.3億円)に36.4％上方修正し、減益率が83.5％減→77.5％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益は0.7億円の黒字(前年同期は0.1億円の赤字)に浮上する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終利益は前年同期比86.6％減の1.5億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の1.5％→1.4％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2022年３月通期連結実績につきましては、2021年８月20日に「事業譲渡に関するお知らせ」で公表いたしました、ケンタッキーフライドチキン店の運営を事業譲渡したことによる特別利益が発生したこと等により、親会社株主に帰属する当期純利益は、予想を上回る見通しとなりました。 （注）上記予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。