以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2021年11月1日14時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
10月末から11月にかけての決算シーズンでは、多くの企業がコロナからV字回復を遂げているようです。単に業績比較するだけでなく、昨年と比べてコロナによりビジネス環境が一変した事は気に留めておく必要があります。リバウンドで一時的な好決算に見えても、中長期ではどうなるか見定めたいところですよ。
10月6日に発表された日本郵政株の第3次売却は9500億円近くにのぼるとの事で、手持ちの保有株を売りに出して購入資金に充てる投資家もいるようです。市場の需給バランスが悪化する懸念も出ています。約9500億円という金額は、市場に影響が無いとは言い切れません。短期的には上値の重い展開が目立つ相場となりそうです。
中国の不動産リスクに目を向ければ、恒大集団だけでなく他の不動産関連企業でもドル建て社債の償還が滞っているとの報道もあります。リーマンショックのような経済不況が起こるとすれば絶対に無視できないリスクですが、日本への影響など全貌を把握出来ずに市場が楽観視しているとすれば問題かもしれません。
とは言え、あたくし達投資家はどんな状況であろうと乗り越えてきました。11月の業績相場となる可能性を視野に入れて、リスクを抑えて業績好調となっている個別株を狙っていきたいところです。それでも、無理をして個人関与率の高い個別株に乗り込んで出尽くし売りを浴びるような事は避けたいですな。
10月8日の決算が黒字浮上となったShinwa Wise Holdings<2437>は、近代アートのオークション事業が好調な模様です。昨今話題のNFTアートも取り扱っており、コロナの影響が無くなれば同社のビジネス展開も拡大すると思われます。
コロナ禍で「クラウドサイン」を中心に売り上げが伸長した弁護士ドットコム<6027>は、10月26日の決算発表が好感されると窓を開けて急騰しました。それまでのチャート(日足)では下落基調となっていた事もあり、これを機にトレンド転換となるか…。通期の業績予想は未開示のようですので、監視を続けて参ります。
外食や小売りの店舗メンテナンスを手掛けるシンメンテHD<6086>は、コロナ禍で空調・換気システムが業績寄与すると10月14日の決算発表は増益着地となりました。今年の頭から上昇基調である同社は、年初来高値を更新しながら下値を切り上げています。
長い持ち合いから10月15日の決算発表後に急騰したシー・エス・ランバー<7808>は、併せて上方修正を発表すると9期連続での過去最高益を更新する見通しです。木材の材料価格は高騰していますが、同社のプレカットの出荷は堅調との事です。
関東地盤の空調・衛生など管工事や水道工事も手掛けるヤマト<1967>は、10月22日に上方修正を発表すると一気に窓を開け急動意しました。豪雨の度に冠水する映像を目にすると、水道管などのインフラ修繕の需要は根強くあると思われます。
最後は直近IPOからCINC<4378>に注目中です。デジタルマーケティング用調査・分析ツール「Keywordmap」シリーズの開発・提供と共にそれを駆使したDXコンサルを手掛けておりますな。コロナ禍から活性化している企業のDX化を担う企業としてチェック中です。テーマ性に含め、時価総額も100億円程度で業績も好調とあれば…ある程度の売りをこなしてチャートも好転すれば個人投資家からの物色も増加しそうですねぇ。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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※2021年11月1日14時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
10月末から11月にかけての決算シーズンでは、多くの企業がコロナからV字回復を遂げているようです。単に業績比較するだけでなく、昨年と比べてコロナによりビジネス環境が一変した事は気に留めておく必要があります。リバウンドで一時的な好決算に見えても、中長期ではどうなるか見定めたいところですよ。
10月6日に発表された日本郵政株の第3次売却は9500億円近くにのぼるとの事で、手持ちの保有株を売りに出して購入資金に充てる投資家もいるようです。市場の需給バランスが悪化する懸念も出ています。約9500億円という金額は、市場に影響が無いとは言い切れません。短期的には上値の重い展開が目立つ相場となりそうです。
中国の不動産リスクに目を向ければ、恒大集団だけでなく他の不動産関連企業でもドル建て社債の償還が滞っているとの報道もあります。リーマンショックのような経済不況が起こるとすれば絶対に無視できないリスクですが、日本への影響など全貌を把握出来ずに市場が楽観視しているとすれば問題かもしれません。
とは言え、あたくし達投資家はどんな状況であろうと乗り越えてきました。11月の業績相場となる可能性を視野に入れて、リスクを抑えて業績好調となっている個別株を狙っていきたいところです。それでも、無理をして個人関与率の高い個別株に乗り込んで出尽くし売りを浴びるような事は避けたいですな。
10月8日の決算が黒字浮上となったShinwa Wise Holdings<2437>は、近代アートのオークション事業が好調な模様です。昨今話題のNFTアートも取り扱っており、コロナの影響が無くなれば同社のビジネス展開も拡大すると思われます。
コロナ禍で「クラウドサイン」を中心に売り上げが伸長した弁護士ドットコム<6027>は、10月26日の決算発表が好感されると窓を開けて急騰しました。それまでのチャート(日足)では下落基調となっていた事もあり、これを機にトレンド転換となるか…。通期の業績予想は未開示のようですので、監視を続けて参ります。
外食や小売りの店舗メンテナンスを手掛けるシンメンテHD<6086>は、コロナ禍で空調・換気システムが業績寄与すると10月14日の決算発表は増益着地となりました。今年の頭から上昇基調である同社は、年初来高値を更新しながら下値を切り上げています。
長い持ち合いから10月15日の決算発表後に急騰したシー・エス・ランバー<7808>は、併せて上方修正を発表すると9期連続での過去最高益を更新する見通しです。木材の材料価格は高騰していますが、同社のプレカットの出荷は堅調との事です。
関東地盤の空調・衛生など管工事や水道工事も手掛けるヤマト<1967>は、10月22日に上方修正を発表すると一気に窓を開け急動意しました。豪雨の度に冠水する映像を目にすると、水道管などのインフラ修繕の需要は根強くあると思われます。
最後は直近IPOからCINC<4378>に注目中です。デジタルマーケティング用調査・分析ツール「Keywordmap」シリーズの開発・提供と共にそれを駆使したDXコンサルを手掛けておりますな。コロナ禍から活性化している企業のDX化を担う企業としてチェック中です。テーマ性に含め、時価総額も100億円程度で業績も好調とあれば…ある程度の売りをこなしてチャートも好転すれば個人投資家からの物色も増加しそうですねぇ。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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