小田急、今期経常を81%下方修正

配信元:株探
投稿:2021/10/29 13:15
 小田急電鉄 <9007> が10月29日後場(13:15)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は25.4億円の黒字(前年同期は220億円の赤字)に浮上し、従来予想の18億円の黒字を上回って着地。
 しかしながら併せて、通期の同損益を従来予想の105億円の黒字→20億円の黒字(前期は312億円の赤字)に81.0%下方修正した。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益は5.4億円の赤字(前年同期は91.7億円の赤字)に赤字幅が縮小する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は10.8億円の赤字(前年同期は63.8億円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-4.8%→-0.4%に大幅改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2022年3月期業績予想については、第2四半期までの業績を踏まえるとともに、9月末まで延長された緊急事態宣言の影響により鉄道や百貨店、ホテル等の事業において利用者数の回復が遅れていることから、営業収益が想定を下回ることなどを見込み、2021年7月30日に公表した業績予想を修正することとしました。 なお、実際の感染拡大の状況や消費動向等により当業績予想は大きく変動する可能性があります。今後の動向を踏まえ、当業績予想について再度修正が必要となる場合には速やかに開示します。 ※ 業績予想の詳細は、本日別途開示しています「2022年3月期 第2四半期 決算説明資料」をご参照ください。
配信元: 株探

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