決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … サイバトラス、弁護士ＣＯＭ、田中化研 (10月26日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の10月25日から26日の決算発表を経て27日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　弁護士ＣＯＭ <6027>
　22年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比4.2倍の4.5億円に急拡大した。

★No.2　田中化研 <4080>
　22年3月期の連結経常損益を従来予想の7億円の赤字→7億3000万円の黒字(前期は3000万円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。

★No.3　サイバトラス <4498>
　22年3月期の連結経常利益を従来予想の5.9億円→6.8億円(前期は7.1億円)に14.1％上方修正し、減益率が16.6％減→4.9％減に縮小する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6027> 弁護士ＣＯＭ 　東Ｍ 　 +19.50 　 10/26　　上期　　　321.10
<4080> 田中化研 　　　ＪＱ 　 +16.15 　 10/26　　上期　　　325.36
<4498> サイバトラス 　東Ｍ 　 +11.68 　 10/26　　上期　　　　　－
<9691> 両毛システム 　ＪＱ　　 +7.32 　 10/26　　上期　　　 20.78
<9478> ＳＥＨＩ 　　　ＪＱ　　 +5.43 　 10/26　　上期　　　 74.94

<9909> 愛光電気 　　　ＪＱ　　 +0.08 　 10/26　　上期　　　 86.27

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした27日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース