NY株式市場(25日)9月シカゴ連銀全米活動指数は予想外のマイナスー米国10年債利回りは1.67%台で推移
25日のニューヨーク株式市場でダウ平均はもみ合いスタートとなりそうだ。
ダウ平均は、先週末の取引で2カ月ぶりに過去最高値を更新した反動から利益確定売りが出やすい相場環境となろう。取引開始前に発表された9月のシカゴ連銀全米活動指数は-0.13と予想外のマイナスとなったことも相場の重しとなりそう。アメリカ景気を巡っては、日本時間25日午後11時半に発表される10月のダラス連銀製造業活動指数が6.2と前月=9月の4.6を上回るものとみられることから、製造業の景気マインドを見極める必要もありそう。
ただ、原油価格が85ドル台まで上昇しており、エネルギーセクターに押し上げ効果が見られそうなほか、今週は、25日のフェイスブックを筆頭に時価総額上位の主力企業の決算発表を控えたハイテク株には買い戻される銘柄が目立ちそうなことから、ダウ平均の下値も限定的となりそうな一日となる。
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