小松ウオール、上期経常は一転11％増益で上振れ着地

　小松ウオール工業 <7949> が10月21日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比11.5％増の5.6億円に伸び、従来の44.6％減益予想から一転して増益で着地。
　ただ通期計画の26.5億円に対する進捗率は21.2％にとどまり、5年平均の26.9％も下回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益は前年同期比9.4％増の20.8億円に伸びる計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の経常利益は前年同期比32.2％増の5.3億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の5.0％→5.9％に改善した。

株探ニュース