カカクコム、上期税引き前を22％下方修正、通期も減額

　カカクコム <2371> が10月20日大引け後(16:00)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結税引き前利益を従来予想の102億円→80億円(前年同期は65.7億円)に21.6％下方修正し、増益率が55.0％増→21.6％増に縮小する見通しとなった。
　上期業績の悪化に伴い、通期の連結税引き前利益も従来予想の235億円→213億円(前期は179億円)に9.4％下方修正し、増益率が31.3％増→19.0％増に縮小する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年５月11日に公表した連結業績予想は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止策やワクチンの普及により経済活動が回復することを前提としておりましたが、感染再拡大に伴う緊急事態宣言の延長・再発令等により経済活動の制限が当初想定より長期化したため、主に食べログ事業において第２四半期連結累計期間の売上収益、各利益が期初計画を下回る見込みです。このため、第２四半期（累計）連結業績予想について修正いたします。　通期連結業績予想についても、第２四半期累計期間の業績予想の減少を踏まえ修正いたします。　なお、期末配当につきましては、当初予想の１株当たり20円（年間配当40円）を変更する予定はありません。（注）上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき判断したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。