リバウンドが本格化 約800円の上昇余地
昨日の米国株式相場は上昇。ダウ工業株 30 種平均は 198.70 ドル高の 35457.31、ナスダック総合指数は 107.28 ポイント高の 15129.09 となった。また、時間外取引の日経平均先物(円建て)は 29340 円付近での推移。したがって、本日の日経平均は堅調スタートを想定。上値を試すものと思われる。
日経平均の日足チャートでは昨日、小陽線が出現。着実に上値を切り上げており、リバウンドが本格化している。本日も堅調スタートとなることで、相場の強さを再確認。投資家は徐々に自信をつけてくるだろう。
もちろん目標となるのは上方に空いている窓。あと 800 円程度の上昇余地があり、ここまではスムーズな値動きとなりそうだ。相場には特に強い過熱感もなく、売り方の買い戻しも続きそう。
足元では再び円安傾向となっている。1ドル=114 円半ばの推移となっており、こういったことも輸出関連株に買い安心感を誘いそうだ。米ナスダックの上昇を受けて、ハイテク株にもそれなりの買いが入りそう。全体相場の商いはそれほど盛り上がらないものの、疑心暗鬼のなか、スルスルと水準を切り上げそうだ。投資家はこの強い相場に素直について行くしかない。
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