新興市場銘柄ダイジェスト:リックソフトは大幅に続伸、オキサイドがストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2021/10/15 15:45
<4429> リックソフト 2123 +318
大幅に続伸。22年2月期第2四半期累計(21年3-8月)の営業利益を前年同期比22.8%増の1.60億円と発表している。第1四半期(12.1%減の0.79億円)と比較して増益に転じたことが投資家から好感されているようだ。第2四半期には、NTTコミュニケーションズ(東京都千代田区)の次世代インターコネクトサービスとのサービス連携などを開始している。通期予想は前期比31.3%減の4.13億円で据え置いた。

<6092> エンバイオHD 777 +86
年初来高値。自然エネルギー事業を手掛ける子会社のアルタイル・ソーラーが北海道の太陽光発電所の権利及び地上権を取得したと発表している。取得価額は非開示だが、21年3月期の純資産(53.17億円)の30%を大きく下回る額という。発電出力は約2000kW(DC)。工事完了後に売電による収益を獲得する計画で、竣工日は22年7月の予定。売上及び利益は23年3月期に計上する。

<9241> FLN 2339 -456
一時ストップ安を付け、上場来安値を更新している。22年8月期の純利益予想を前期比10.9%減の0.71億円と発表したことが嫌気され、売りが膨らんでいるようだ。営業利益予想は0.4%増の1.01億円。地域情報流通事業で平均単価の向上を目指すほか、公共ソリューション事業でふるさと納税BPO事業の営業に注力する。21年8月期の営業利益は128.5%増の1.00億円、純利益は101.7%増の0.79億円だった。

<6521> オキサイド 7840 +1000
ストップ高。名古屋大学発のスタートアップ企業のUJ-Crystal(名古屋市)と資本業務提携したと発表している。UJ-Crystal株の13.8%を取得し、溶液法を用いた化合物半導体の炭化ケイ素(SiC)単結晶の量産化に向けた研究開発で提携する。また、22年2月期の営業利益を従来予想の4.16億円から5.54億円(前期実績3.65億円)に上方修正した。がん検診装置や半導体の需要拡大を背景に単結晶とレーザ製品の販売が好調に推移していることを織り込んだ。

<9270> バリュエンス 3445 +320
大幅に続伸。22年8月期の営業利益予想を前期比54.0%増の18.00億円と発表している。DX化でビジネスモデルを効率化し、オークションプラットフォームの付加価値向上につながる投資を促進することでリカーリング型ビジネスへの転換を推進する。21年8月期の営業利益は85.2%増の11.69億円で着地した。買取店舗をグループ全体で60店舗純増したほか、オークションやECサイト・実店舗での販売が好調に推移し、大幅な増益となった。

<5277> スパンクリート 309 +20
大幅に3日続伸。33万9900株(9823万1100円)を上限に自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は3.64%。14日終値(289円)で15日朝方の立会外取引(ToSTNeT-3)での買付けを委託する。資本効率の向上を図るとともに将来の機動的な資本戦略に備えた措置。自社株買いは株式価値の向上に資するとの見方が広がり、買いが集まっているようだ。 <ST>
配信元: フィスコ

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