モリト、今期経常を31％上方修正、配当も2円増額

　モリト <9837> が10月14日大引け後(15:00)に決算を発表。21年11月期第3四半期累計(20年12月-21年8月)の連結経常利益は前年同期比3.0倍の12.5億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の13億円→17億円(前期は9.2億円)に30.8％上方修正し、増益率が40.1％増→83.2％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した6-11月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.1億円→8.1億円(前年同期は5.2億円)に96.4％増額し、一転して54.6％増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の18円→20円(前期は18円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である6-8月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比23倍の3.7億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の0.1％→3.1％に大幅改善した。

株探ニュース