高千穂交易<2676>は8日、店舗でのデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させるSaaSアプリケーションとして、トラフィックカウンターアプリケーション「i Retail Cloud」を提供開始すると発表した。同アプリは、出入口に設置したセンサーを用いて入退店人数、店前通行の計測を行うトラフィックカウンターシステムで取得したデータをリアルタイムで集計・表示し、店舗運営の指標となるデータの分析を可能とする。
小売業界では、ウェブで商品検索後に店舗購入するウェブルーミングや、店舗で商品確認後にネット購入するショールーミングなど、リアルとオンラインの融合による販売形態が注目されている。また、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で変化する購買行動により、店舗の在り方は大きく変わってきている。
リアル店舗の役割は、単純に店頭商品を消費者へ提供することから、ユニークな体験とともに商品を提供する「リテールテイメント化」の流れの中で徐々に変化し、顧客との重要な接点となるリアル店舗の「入店客数」「買上率」などの分析は、立ち寄った人を「顧客」に変えるこれまで以上に重要な情報となっている。
そのため、店舗スタッフやマーケティング担当者等から経営層まで、取得したデータを情報として共有し、販売戦略、施策立案やその進捗・結果確認に活用してもらうことを目的とし、同社は同アプリケーションを開発した。同アプリケーションは、これまで同社が蓄積した長年の経験やノウハウを活かし、トラフィックカウンターシステムのデータ活用に必要な、集計・分析項目や販売データ等との連携機能を実装しながら、シンプルなUIデザイン・料金設定を実現した。小売業界の構造や消費者行動の変化を捉えつつ、小売業者にとって利便性の高い機能を有する同サービスの提供は、今後の同社の収益を押し上げる要因になると弊社は考える。
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小売業界では、ウェブで商品検索後に店舗購入するウェブルーミングや、店舗で商品確認後にネット購入するショールーミングなど、リアルとオンラインの融合による販売形態が注目されている。また、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で変化する購買行動により、店舗の在り方は大きく変わってきている。
リアル店舗の役割は、単純に店頭商品を消費者へ提供することから、ユニークな体験とともに商品を提供する「リテールテイメント化」の流れの中で徐々に変化し、顧客との重要な接点となるリアル店舗の「入店客数」「買上率」などの分析は、立ち寄った人を「顧客」に変えるこれまで以上に重要な情報となっている。
そのため、店舗スタッフやマーケティング担当者等から経営層まで、取得したデータを情報として共有し、販売戦略、施策立案やその進捗・結果確認に活用してもらうことを目的とし、同社は同アプリケーションを開発した。同アプリケーションは、これまで同社が蓄積した長年の経験やノウハウを活かし、トラフィックカウンターシステムのデータ活用に必要な、集計・分析項目や販売データ等との連携機能を実装しながら、シンプルなUIデザイン・料金設定を実現した。小売業界の構造や消費者行動の変化を捉えつつ、小売業者にとって利便性の高い機能を有する同サービスの提供は、今後の同社の収益を押し上げる要因になると弊社は考える。
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