レイ、非開示だった上期経常は黒字浮上、未定だった上期配当は無配継続

配信元:株探
投稿:2021/10/06 15:00
 レイ <4317> [JQ] が10月6日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。非開示だった22年2月期第2四半期累計(3-8月)の業績予想は連結経常損益が1700万円の黒字(前年同期は4億9100万円の赤字)に浮上する見通しと発表した。

 同時に、従来未定としていた今期の上期配当を見送る方針とした。下期配当は引き続き未定とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  令和4年2月期第2四半期累計期間における事業環境は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が継続されていたことから、厳しい事業環境が継続しておりますが、一部では需要の回復の兆しも見られ始めている状況でもあります。 このような事業環境のもと、令和4年2月期第2四半期累計期間の当社グループの業績は、オンラインを中心としたイベント・展示会、事務局業務等の需要の取り込み、新型コロナウイルス感染症への感染対策を徹底してのテレビコマーシャル等の映像制作・編集業務等に取り組みましたが、映像機器レンタル部門が新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けている状況にあり、大型映像機材を使用するリアルイベント・展示会・コンサート・舞台等の機材需要は回復するに至っておらず、業績が低調だったことから、損失を計上する見込みであります。 令和4年2月期通期業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の収束が見通せず、当社の主要事業分野はその影響を大きく受けることから、当社業績に与える影響も不透明であり、現時点では業績予想を合理的に算定することが困難なため未定としております。業績予想の開示が可能となった段階で、速やかに開示いたします。

  令和4年2月期第2四半期末の配当に関しましては、第2四半期累計期間において損失を計上する見込みであり、需要の回復の兆しはあるものの新型コロナウイルスの収束が未だ見通せず、当社業績に与える影響も不透明なことから、現時点では、内部留保の充実、財務体質の強化を図る必要があると判断したことから無配とさせていただきます。 また、期末配当予想につきましては、通期業績が現状では合理的に算定することが困難な状況のため、引き続き未定とさせていただき、予想の開示が可能となった段階で、速やかに開示いたします。※本業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
配信元: 株探

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