21日午前の東京市場でドル・円は底堅く推移し、109円前半から半ばへ小幅に値を上げた。中国恒大集団の経営問題への懸念から連休明けの東京株式市場は日経平均株価が大幅安に振れ、リスク回避的な円買いが先行。ただ、米株式先物の堅調地合いが円買いを抑制している。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円35銭から109円60銭、ユーロ・円は128円23銭から128円54銭、ユーロ・ドルは1.1725ドルから1.1732ドル。
【要人発言】
・豪準備銀行9月理事会議事要旨
「労働市場の一段の改善は遅れる見通し」
「中心的なシナリオでは、2024年まで利上げの条件は満たされない」
「デルタまん延で回復は遅れたが、軌道を外れたわけではない」
「回復のタイミングやペースには相当な不確実性」
・ホークスビーNZ準備銀行総裁補
「金融刺激策の水準をさらに引き下げることが最も好感の少ない政策スタンス」
・麻生財務相
「プライマリーバランスの黒字化、もう少し時間を要する形になっているのは確か」
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