NY株式市場(17日)ダウ平均は3万5400ドル割れを試す展開かーパウエルFRB議長のコメント内容に注目
17日のニューヨーク株式市場でダウ平均は売り先行で取引が始まりそうだ。
ダウ平均は連日で過去最高値を更新した反動から利益確定売りが先行しそうなほか、取引開始前に発表された7月の小売売上高が前月比で1.1%減と市場予想(0.3%減)以上に落ち込んだことから、景気回復の鈍化懸念が強く意識されよう。
ダウ平均は、寄り付きで節目の3万5400ドルを割り込む場面も見られそうだ。
取引時間中には、パウエルFRB議長がオンラインイベントに参加するほか、ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁もオンライン対話集会に参加することから、連銀幹部のコメント内容には十分注意を払う必要もありそうだ。
ただ、取引開始前に発表された7月の鉱工業生産が前月比で0.9%増と市場予想(0.5%増)を上回ったことは投資家心理の下支えとなりそうなことから、ダウ平均は、朝方の売り一巡後にどの程度下げ渋ることができるのか、相場全体の押し目買い意欲の強さが試されそうな一日となる。
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