ネクスウェア、非開示だった今期経常は11%増益へ

配信元:株探
投稿:2021/08/13 16:00
 ネクストウェア <4814> [JQ] が8月13日大引け後(16:00)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は700万円の黒字(前年同期は4600万円の赤字)に浮上して着地した。
 併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比11.1%増の5000万円に伸びる見通しを示した。

 直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の-7.8%→0.7%に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 業績予想の理由 2022年3月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染拡大による業績への影響を合理的に算定することが困難であることから未定としておりましたが、現時点において入手可能な情報や予測に基づき算定しましたので公表いたします。 今後の見通しにつきましては、景気は新型コロナウイルス感染症の影響により依然として厳しい状況にあります。ワクチン開発・接種の進展により経済活動の正常化が期待されますが、足元では感染力の強い変異株が流行するなど先行きは不透明です。 当社グループの事業環境におきましては、新型コロナウイルス禍の長期化により、企業の投資判断に慎重な姿勢が見られる一方で、競争上の優位性を確立するDX(デジタルトランスフォーメーション)関連の需要が増加しております。 当社グループでは、ソリューション事業において、顔認証ソリューション群を中心としたスマートデバイス事業を推進して参ります。 なお、2021年7月30日付公表の通り、当社は連結子会社ネクストキャディックス株式会社の全株式の譲渡を決議いたしました。連結範囲の変更による通期連結業績への影響額は本業績予想に織り込んでおります。 また、エンターテインメント事業においては、新型コロナウイルス感染症の影響により有観客公演の一部休止や、観客入場者制限を実施しておりますが、2022年に迎えるOSK日本歌劇団100周年記念公演や、コンテンツ配信による巣篭もり需要喚起を推進して参ります。 以上により、当期の通期連結業績の見通しにつきましては、売上高3,000百万円(前年同期比4.9%減)、営業利益50百万円(前年同期比173.7%増)、経常利益50百万円(前年同期比9.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益700百万円(前年同期比28.7倍)を見込んでおります。(注)上記の見通しは、本資料作成日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、不確実な要素を含んでおります。実際の業績等は、今後様々な要因によって記載内容と異なる可能性があります。
配信元: 株探

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