ジオマテック<6907>は10日、2022年3月期第1四半期(21年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比0.2%減の15.11億円、営業損失が0.21億円(前年同期は0.62億円の損失)、経常損失が0.07億円(同0.49億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.09億円(同1.64億円の損失)となった。
ディスプレイの売上高は前年同期比7.8%増の7.76億円となった。液晶パネル用帯電防止膜やタッチパネル用透明導電膜は、自動車向けでメーターパネルやその他表示機器のフラットパネル化が進んでいることから受注は堅調に推移した。一方、スマートフォン向けは液晶パネル需要減速の影響から引き続き厳しい状況で推移した。
モビリティの売上高は前年同期比1.5%減の3.67億円となった。自動車向けカバーパネル用反射防止・防汚膜は、半導体供給不足の影響から取引先において生産調整が発生するなど受注が減少した。一方、g.mothフイルムはg.mothの特性を生かせる様々な分野への展開をはかるべく営業活動に取り組んだことにより受注が増加した。
半導体・電子部品の売上高は前年同期比28.9%増の2.63億円となった。電子部品向け薄膜製品は、テレワーク等で使用する電子機器の販売が増加したことから、関連する電子部品での特需により受注は大幅に増加した。また、半導体向け薄膜製品は、試作対応を中心に受注は安定的に推移した。
その他の売上高は前年同期比52.6%減の1.03億円となった。成膜関連の商品販売において、半導体供給不足による生産調整の影響から成膜加工部材の販売額が大幅に減少した。
2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.7%増の63.50億円、営業利益が0.10億円、経常利益が0.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.36億円とする期初計画を据え置いている。
<EY>
ディスプレイの売上高は前年同期比7.8%増の7.76億円となった。液晶パネル用帯電防止膜やタッチパネル用透明導電膜は、自動車向けでメーターパネルやその他表示機器のフラットパネル化が進んでいることから受注は堅調に推移した。一方、スマートフォン向けは液晶パネル需要減速の影響から引き続き厳しい状況で推移した。
モビリティの売上高は前年同期比1.5%減の3.67億円となった。自動車向けカバーパネル用反射防止・防汚膜は、半導体供給不足の影響から取引先において生産調整が発生するなど受注が減少した。一方、g.mothフイルムはg.mothの特性を生かせる様々な分野への展開をはかるべく営業活動に取り組んだことにより受注が増加した。
半導体・電子部品の売上高は前年同期比28.9%増の2.63億円となった。電子部品向け薄膜製品は、テレワーク等で使用する電子機器の販売が増加したことから、関連する電子部品での特需により受注は大幅に増加した。また、半導体向け薄膜製品は、試作対応を中心に受注は安定的に推移した。
その他の売上高は前年同期比52.6%減の1.03億円となった。成膜関連の商品販売において、半導体供給不足による生産調整の影響から成膜加工部材の販売額が大幅に減少した。
2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.7%増の63.50億円、営業利益が0.10億円、経常利益が0.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.36億円とする期初計画を据え置いている。
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