■株主還元策
高千穂交易<2676>は株主に対する利益還元を経営の重要な課題と位置付けており、安定的・継続的な配当を行うことを基本方針としていた。それに基づき過去数年は年間配当24円を継続してきたが、2019年5月に中期経営計画に沿って、「安定配当プラス業績連動配当性向40%以上」を宣言している。つまり、年間24円配当を下限とし、これに業績に連動した配当を加えて配当性向を40%以上とするものだ。
この変更の趣旨として同社は、「従来の安定配当を維持し、成長分野への投資を強化するとともに、配当性向基準を設定し、今後の業績に応じた更なる利益還元を企図するものである」と述べている。これに基づいて、2021年3月期には年間25円配当(配当性向40.6%)を行った。進行中の2022年3月については、中間期12円は発表済みだが、期末配当は今後の業績次第となる。ただ前述の通り、見通しを達成できれば大幅な増配となることから、業績の進捗について注視すべきである。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<ST>
高千穂交易<2676>は株主に対する利益還元を経営の重要な課題と位置付けており、安定的・継続的な配当を行うことを基本方針としていた。それに基づき過去数年は年間配当24円を継続してきたが、2019年5月に中期経営計画に沿って、「安定配当プラス業績連動配当性向40%以上」を宣言している。つまり、年間24円配当を下限とし、これに業績に連動した配当を加えて配当性向を40%以上とするものだ。
この変更の趣旨として同社は、「従来の安定配当を維持し、成長分野への投資を強化するとともに、配当性向基準を設定し、今後の業績に応じた更なる利益還元を企図するものである」と述べている。これに基づいて、2021年3月期には年間25円配当(配当性向40.6%)を行った。進行中の2022年3月については、中間期12円は発表済みだが、期末配当は今後の業績次第となる。ただ前述の通り、見通しを達成できれば大幅な増配となることから、業績の進捗について注視すべきである。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<ST>
関連銘柄
銘柄 | 株価 | 前日比 |
---|---|---|
2676
|
3,805.0
(12/12)
|
+5.0
(+0.13%)
|
関連銘柄の最新ニュース
-
テリロジーHD---テリロジーサービスウェアの多言語映像通訳サービ... 12/10 14:27
-
高千穂交易、多言語映像通訳サービス「みえる通訳」の取り扱いを開始 12/09 16:48
-
高千穂交易(2676) 高千穂交易、多言語映像通訳サービス「みえる... 12/09 13:00
-
高千穂交易(2676) 高千穂交易、夜間映像を明るく鮮やかな色で記... 12/05 13:00
-
高千穂交易、人の動きを熱で検知する配線不要のワイヤレスIoTセンサ... 12/02 16:48
新着ニュース
新着ニュース一覧-
今日 02:53
-
今日 02:44
-
今日 02:30
-
今日 02:14