住友ゴ、今期最終を8％上方修正、配当も5円増額

　住友ゴム工業 <5110> が8月5日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。21年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結最終損益は205億円の黒字(前年同期は93.4億円の赤字)に浮上し、従来予想の150億円の黒字を上回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の330億円→355億円(前期は225億円)に7.6％上方修正し、増益率が46.0％増→57.1％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終利益は前年同期比53.0％減の149億円に大きく落ち込む計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の50円→55円(前期は35円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結最終損益は98.3億円の黒字(前年同期は59.3億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-3.8％→5.7％に急改善した。

株探ニュース