日神ＧＨＤ、4-6月期(1Q)経常は46％減益で着地、今期配当を4円増額修正

　日神グループホールディングス <8881> が8月5日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比45.9％減の1.8億円に落ち込み、通期計画の50億円に対する進捗率は3.7％にとどまり、5年平均の9.7％も下回った。

　同時に、期末一括配当を従来計画の18円→22円(前期は18円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の2.8％→1.8％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社は、株主に対する利益の還元を会社運営における重要課題の一つとして認識しており、2021年4月に公表した中期経営計画においては、業績に応じた適正配当、長期的な安定配当の維持を念頭に置くこととしております。また、当社は新市場区分の実施日以降に当社が所属する市場区分として「プライム市場」を選択し、株式会社東京証券取引所に対して申請いたします。このことを背景に、持続的成長に努めるとともに「企業価値向上」を実現させるべく、配当政策の方針を見直し、株主の皆様に対するさらなる利益還元の充実を図るため、配当性向目標を従来の「15％以上」から「30％以上」に変更することを決議いたしました。