日工営、前期経常を19％上方修正・最高益予想を上乗せ

　日本工営 <1954> が8月2日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年6月期の連結経常利益を従来予想の70億円→83億円(前の期は46億円)に18.6％上方修正し、増益率が52.1％増→80.3％増に拡大し、従来の3期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結経常利益も従来予想の74.2億円→87.2億円(前年同期は57.8億円)に17.5％増額し、増益率が28.3％増→50.8％増に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　主力事業であるコンサルタント国内事業においては好調な受注環境に加え生産性が向上、都市空間事業では英国での事業が順調に進捗しました。その他各事業においてもコスト抑制が進捗したことなどにより、各段階利益とも前回発表予想を上回る見込みとなりました。なお、今回予想にあたっては、費用の計上科目および税額等の見直しを実施致しました。