洋缶HD、今期経常を一転21%増益に上方修正

配信元:株探
投稿:2021/07/30 11:15
 東洋製罐グループホールディングス <5901> が7月30日午前(11:15)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.8倍の171億円に急拡大した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の260億円→330億円(前期は273億円)に26.9%上方修正し、一転して20.8%増益見通しとなった。
 同時に、4-9月期(上期)の同利益を従来予想の170億円→270億円(前年同期は109億円)に58.8%上方修正し、増益率が54.7%増→2.5倍に拡大する見通しとなった。

 直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の3.5%→7.6%に大幅改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 【第2四半期(連結)】売上高は、概ね前回予想通りに推移する見込みです。営業利益は、原材料・エネルギー価格の上昇時期が想定より遅れていることなどにより、前回予想を上回る見込みです。経常利益および親会社株主に帰属する四半期純利益は、持分法投資利益の増加などにより、前回予想を上回る見込みです。【通期(連結)】売上高および営業利益は、概ね前回予想通りに推移する見込みです。経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益は、持分法投資利益の増加などにより、前回予想を上回る見込みです。【第2四半期・通期(個別)】第2四半期および通期における売上高、経常利益および四半期・当期純利益は、連結子会社からの配当原資等の見直しにともない、前回予想を下回る見込みです。なお、本見直しは個別業績予想にかかるものであり、連結業績予想には影響ございません。なお、2022 年3 月期における中間および期末の配当金につきましては据え置かせていただくものの、「中期経営計画2025」に掲げた株主還元方針および今後の業績等を総合的に勘案した上で、当初予定を変更させていただく場合があります。※上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後さまざまな要因により予想数値と異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探

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