小林製薬、上期経常は1％増益で着地、今期配当を2円増額修正

　小林製薬 <4967> が7月29日大引け後(15:00)に決算を発表。21年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比0.6％増の110億円となったが、通期計画の278億円に対する進捗率は39.9％となり、4年平均の41.5％とほぼ同水準だった。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比0.1％増の167億円とほぼ横ばいの計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の79円→81円(前期は77円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比1.5％減の58.9億円となり、売上営業利益率は前年同期の15.6％→15.1％に低下した。

株探ニュース