小林製薬が5月高値にツラ合わせ、オアシスが臨時株主総会の開催を要求
小林製薬<4967.T>が3日ぶりに急反発した。3月に発覚した「紅麹」に関連する健康被害問題で経営が大きく揺さぶられた同社であるが、株式市場においては問題が収束に向かいつつあるとの見方が広がり、割安感の強まった同社株に買い向かう姿勢が11月以降は鮮明となっている。こうしたなかで12月2日には大株主である香港のアクティビスト系ファンドのオアシス・マネジメントから臨時株主総会の招集請求書を受領したと開示した。オアシス側は会社法で定める業務・財産の調査者の選任と、オアシスが推薦する取締役3人の選任を目的としている。アクティビスト側のアクションを受けて、小林製薬の株価はポジティブな反応を示し、紅麹問題発覚後の5月につけた戻り高値にツラ合わせする場面があった。
出所:MINKABU PRESS
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