NY株式市場(21日)ダウ平均は連日で上昇余地を探る展開か⁈ーネットフリックスは決算発表後の時間外取引で軟調に推移
21日のニューヨーク株式市場でダウ平均は買い先行で取引が始まりそうだ。
ダウ平均は、前日に急反発した強い地合いが継続して戻りを試す展開となろう。寄り付きでは、引き続き上昇余地を探りながら前日に終値ベースで捉えきれなかった20日移動平均線(3万4523ドル)を連日で回復してこよう。日足チャート的には、先週末から急落した週明け月曜日にかけて空けた窓(3万4647ドル-3万4528ドル)の穴埋めを試す局面も見られそうだ。
本格化している主力企業の決算で個別の業績動向に応じた選別物色の動きも活発化しそうなことから、相場の地合いはひとまず落ち着きを取り戻していよう。
ただ、前日の夕方に決算発表したネットフリックスが時間外取引で軟調に推移していることから、ナスダック総合株価指数の上値は重たくなりそうだ。ダウ平均もチャート上で上方に空けた窓をきっちりと埋めきれなければ、買い一巡後に戻り売り圧力が徐々に意識されやすい相場環境に切り替わることも想定しておきたい一日となる。
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