日本株のパッとしない状況が続いています。
米国株が上昇しても日経平均株価は下落・・・
ダウ指数が高値を更新しても日経平均株価は上がらない・・・
直近の相場では日本株の弱さが目立ってきました。もともと7月は相場の材料が乏しく売買代金も低迷する時期なのですが、今年は特に弱いなぁといった印象です。こういったときにちょっとした悪材料が出れば株価は急落しやすい傾向にあります。なんとか今も相場が保っているのはボーナスが支給された個人投資家の資金が株式市場に流入しているからでしょう。
15日に発表された7月第一週の投資主体者別売買動向では、個人投資家が6023億円と大きく買い越した一方、海外投資家は2048億円の売り越しと2週続けての売り越しとなっています。これらをみると、海外投資家が日本株を売ってくる一方で、ボーナスが出た個人投資家が買い支えているのが分かります。
ただ、ボーナスが支給された個人投資家の買いもそれほど続くわけではありません。そろそろ息切れしてくるでしょう。このように日本株を買い支えていた個人投資家が売り越しに転じれば・・・短期的な急落もありそうです。
次週は急落が起こってもおかしくはないタイミングです。ぜひ注意してトレードにのぞみましょう。
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