マザーズ指数は4日続落、IPOコラントッテが初値後ストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2021/07/08 16:17
 本日のマザーズ市場では、政府が東京都に4回目の緊急事態宣言を発出する方針と伝わり、国内経済停滞への懸念から新興株にも売りが出た。直近IPO(新規株式公開)銘柄の一角が値を飛ばしたが、個人投資家のセンチメント悪化で全体としては売りに押される銘柄が多かった。マザーズ指数は日足チャート上で1180pt近辺に位置する25日移動平均線を割り込み、下げ足を速める格好となった。なお、マザーズ指数は4日続落、売買代金は概算で1784.60億円。騰落数は、値上がり53銘柄、値下がり308銘柄、変わらず6銘柄となった。
 個別では、フリー<4478>JMDC<4483>ビジョナル<4194>といった時価総額上位が全般軟調。売買代金上位では日本電解<5759>アイドマHD<7373>、Pアンチエイジ<4934>などが売りに押され、バイオのアンジェス<4563>カイオム<4583>は揃って9%超下落した。また、ツクルバ<2978>などが下落率上位に顔を出した。一方、時価総額トップのメルカリ<4385>は4日ぶり反発。直近IPO銘柄ではBlueMeme<4069>が大きく上昇し、ステムセル研究所<7096>BCC<7376>はストップ高を付けた。
 なお、本日マザーズに新規上場したコラントッテ<7792>は公開価格を2割強上回る初値を付けると、ストップ高水準で初日の取引を終えた。
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配信元: フィスコ

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